こんにちは 名古屋で美容師をしている平野(insta@hiranoyudai0930)です。
最近ブログでは、お店では話きれないヘアケアの知識について書かせて頂いています。。
インスタグラムのDMからブログの感想を頂けたり、参考になりますなどお褒めの言葉を頂く事も増えてきて嬉しい限りです。。
(褒めや感想のDMはどんどん送って下さい笑)
ただそろそろ飽きてきた方もいるのではないでしょうか?笑
最近は掘り下げた知識をまとめるという内容だったので
『為にはなるけど、なんか勉強っぽくて疲れるなー』
と思ってしまう方もいると思います。。
(その辺はもっと文章力つけてわかりやすくも、サラッと読める記事にしていきたいなと思っているので今後の成長も見守って下さい。)
なのでそんな方の為に今回はヘアケア関連ではあるのですが、僕の仕事中に感じている話をしてみようかなと思います笑
お客様を実際担当させて頂く時に、お客様自身でヘアケアをして頂いているかいないかで、ヘアスタイルの決まり具合や写真映えするかなどめちゃくちゃ差があります。
『仕上がりは美容師の技術じゃないの?』
と思う方が大半だと思います。
もちろん美容師の技術が1番大切なのは当然です。。(僕ももっと上手くなるよう頑張ります笑)
それを踏まえた上で、ヘアスタイルのクオリティに差が出る事が多いです。
僕が現在担当させて頂いている方、現在お店にきてくれている方、アシスタント時代に接客させて頂いた事がある方など数え切れないくらいのお客様を振り返った時に、この差って本当に歴然なんですよね。。
なので今回は普段ヘアケアをされている方、そうでない方でお店に来て頂いた時にどんな違いを感じているかというのをお話します。。
平たく言うとぶっちゃけトークですね笑
今回のまとめ
今日のまとめ
カラー、パーマの持ちが全然違う
『カラーやパーマの落ちが早くて悩んでいる。』
と言う方の大半は僕がインスタで発信しているケア方法を知らなかったり、市販のシャンプーを使用されている方です。
継続してケアをされている方からこのような悩みを相談される事はほとんどありません。。
もちろん2ヶ月ほど経ってもカラーやパーマが全然落ちていないということではありません。
お家での落ち方が緩やかだったり、色落ちしてもなんかきれいという方は絶対にヘアケアをされている方です。
来店時でもヘアスタイルがよく見える
美容室のペースは人によりそれぞれですが平均すると2ヶ月に1度ほどで来店される方が多いです。
美容室に来て頂くという事は、髪がぼさっとして来た、カラーの根元が伸びて来たなどヘアスタイルがしっくりこなくなって来たという事だと思います。。
ただ普段ヘアケアされている方はその状態でもいい感じに見せれる場合が多いです。。
何もつけずには無理ですが、お店で何かつけるだけでもよく見せれたり、カラーも色は抜けて来て赤みがあっても、ツヤがあるので暖色系の綺麗なブラウンという感じに見えたりします。。
逆にお手入れがたりないとカットをしないとどうにもならなかったり、カラーが乾燥と相まって赤みや黄味が目立っている状態の方が多いです。
もちろんお店でのカットやカラーの仕上がりがいいのは前提ですが、お家でのお手入れで2ヶ月後の状態は全然違うなと感じています。。
『最重要!!』カットの仕上がりに差が出る
最初に言っていた通り美容師側の技術が大事なのは前提です。
それを踏まえた上で2つの理由があるので解説していきます◎
ドライで形が綺麗に決まる
『乾かす事が何に影響するの?』
と思われると思いますが、これカットのクオリティにめちゃくちゃ影響しています。。
例えば
画用紙を一直線に綺麗に二つに切ってくれと頼まれたとしましょう。。
Aさんは
新品の画用紙を用意して切りました。
Bさんは
家でくしゃくしゃになり凸凹な状態の画用紙を切りました。
二人とも同じハサミで切っていて、普通の画用紙を直線に切るだけなので技術の差などは当然ありません。。
この場合どう頑張ってもBさんの画用紙が綺麗に見える事はないですよね?
もともとくしゃくしゃな紙をまっさらにはできないし、凸凹だとまっすぐに切りにくいです。
仮にBさんの方が手先が圧倒的に器用だとしても、くしゃくしゃな画用紙が綺麗に見える事はないですよね。
結局綺麗に見せたければ綺麗な画用紙を用意する事が前提と言う事です。
カットの時のドライはこの新品の画用紙を用意する事にに似ています。。
綺麗にドライがされていれば、まっすぐに切りやすいし、切った後も当然綺麗です。
ドライがなんとなくだと、まっすぐ切れているのかもよくわからないし、切り終わりもガタガタします。。
『どんな状態でも綺麗にドライしてくれたらいいのでは?』
これ本当難しいんですよね。。笑
もちろん必要ならブラシを使ったり、時間も通常よりかけます。。
ただやっぱり髪のお手入れをしている方とそう出ない方では、ブラシ使っても差が出るなと感じています。
めちゃくちゃ切りやすい
『たったそんだけかよ!』
『楽しようとするな!』
『どんな状態でもプロならできるだろ!!』
それはごもっともです。。
ただ美容師は人がやる手仕事なので、どんなうまい人でも機械のように100%正確ではありません。
人がやる仕事でやりやすさ、特に素材や道具からくるやりやすさはクオリティに大きく影響すると僕は思っています。
クリエイターが10年以上前のパソコンを支給された
料理人が家庭用の小さいフライパンを使えと言われた
大工が錆びたカンナを使ってくれと言われた
これって仕事の作業自体はできますし、時間や工夫を凝らせば合格点の仕事をする事はできると思います。
ただ現実的に最高の仕事をするのは難しい気がしませんか?
時間を無駄に使えば疲労が増え集中力は下がるし、工夫を凝らせば工程が増えミスをする可能性が上がりますよね?
最新のパソコン、
火の通りやすい大きいフライパン
研いであるカンナ
これらを用意してある方が仕事が捗るし、高いクオリティを安定して出せると思います。
美容師にとってのパソコンやカンナに当たるのが、ハサミ、カラーやパーマをする薬剤、、そしてお客様の髪が当てはまると思っています。。。
髪の状態が思わしくなければコーミングをするのに時間がかかり、綺麗にとかしにくくなります。。
綺麗にとかさなければ綺麗にカットする事はできません。。
コーミングに気を取られカットの形に気が周りにくくなる場合も多いです。
またハサミの切り心地も全然違います!
普段お手入れされている髪はスパーンと気持ちいいくらい綺麗に切れるんですよ笑
スパーンと切れる方が当然カットラインも綺麗になるんです。。
(擬音での表現でわかりづらいと思いますが笑)
『それぐらいどうにかなるんじゃない?』
となるかもしれませんが、その辺の違いが同じ髪型だけどなんかいい感じに見える人とそうじゃない人の違いに繋がってしまうと思っています。。
小さいな積み重ねの結果がきれいなカットや、素敵なスタイリングにつながります。
最後に
正直ヘアケアって髪質もあります。
生まれ持った髪質が良く、ケアしなくても綺麗に見える人もいます。。
普段全くドライヤーを使わず、市販のシャンプーをがんがん使ってもいつもツルツルヘアーが保たれている幸運な方はいます笑
逆に人の何倍もケアをしないと綺麗なツヤを得られない方もいます。
この場合は人より時間もお金もかける必要はありますが、それでも正しく継続してもらえたら絶対に綺麗にみえます◎
僕が複数のお店で関わらせて頂いたお客様達を振り返った時、安定してヘアスタイルが素敵にみえる方は
元々の髪質がきれいな方
お家での正しいヘアケアをされている方
絶対どちらかに該当しているなと思いました。
今回こういうこと書くと、
『ヘアケアしないお客様を嫌がっているのかな?』
と思われるなと思ったのですが、一切そんな事はありません。。
髪の状態が思わしくないから内心イラついたり、適当にやるなんて事は絶対にありません笑
ただ今回こういうぶっちゃけたことを書いてみようかなと思ったのは、単純に
ヘアケアをしていない人はめちゃくちゃ損している
という事を知ってほしいなと思ったからです。。
お金をたくさんかけようということではなく、誰にでもできるケアをやるかやらないかだけでも周りからの印象は絶対変わってきます。
いろんな価値観があるので世の中の人全員がヘアデザインを楽しみたいと思うわけではありません。。
ただオシャレな髪型を楽しみたいという方はやらないとなかなかそこに繋がらないし、美容師側も雑誌やSNSで綺麗な髪の状態じゃないと出来ないヘアスタイルを発信しているんです笑
(これは本当重要です!)
なので素敵なヘアスタイルにする為には、ヘアケアも必要なんだなとちょっとでも気づいてもらう為にぶっちゃけてみようかなと思いました笑
今回は同業の人なら共感していただける部分が多かったと思うし、お客様側はこんな裏側が!って感じだと思います笑
これからヘアケアの知識はもちろんですが、ぶっちゃけシリーズみたいなのも不定期で書いてみようかなと思います笑
また感想などをDMやコメントで頂けたら嬉しいです◎
(批判も謹んで受け止めます!笑)
今回も読んで頂きありがとうございました。
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